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2009/01/30

黄昏の碑文 

「黄昏の碑文」
(一応、順番を考えて断片を並べたものです)
 
[碑文の断片00]
(1章-2 麦畑に背を向けて)

 “波”に蹂躙されし麦畑に背を向けて
 影持つ娘のつぶやきける
 “きっと、きっと帰るゆえ”
 されど、娘は知らざるなり。
 旅路の果てに待つ真実を。
 彼女らの地の常しえに喪われしを


[碑文の断片 ?]

 文字化けの為、読めず


[碑文の断片(ミア)]
(2章-1 悲しみのプレアド)

 七姉妹のプレアド、人に恋せしゆえに、
 影持つ身となり、ダックを追放さる。
 もって、堕ちたるプレアドと呼ばるなむ。
 流浪の果て、アルケ・ハオカーに隠栖す。
 されど、その日々、つづかず。
 再会のありやなしや。
 プレアドの姿消え、波の先駆け来たる。


[碑文の断片(ワイズマン)]

 禍々しき波の何処に生ぜしかを知らず。
 星辰の巡りて後(のち)
 東の空昏(くら)く大気に悲しみ満ちるとき
 分かつ森の果て、定命の者の地より、
 波来(きた)る先駆けあり
 行く手を疾駆するはスケィス
 死の影をもちて、阻みしものを掃討す
 惑乱の蜃気楼たるイニス
 偽りの光景にて見るものを欺き、波を助く
 天を摩す波、その頭(かしら)にて砕け、滴り
 新たなる波の現出す
 こはメイガスの力なり
 波の訪(おと)なう所
 希望の光失(う)せ、憂いと諦観の支配す
 暗き未来を語りし者フィドヘルの技なるかな
 禍々しき波に呑まれしとき策をめぐらすはゴレ
 甘き罠にて懐柔せしはマハ
 波、猖獗(しょうけつ)を極め、
 逃(のが)れうるものなし
 仮令(たとい)逃れたに思えどもタルヴォス在りき
 いやまさる過酷さにてその者を滅す
 そは返報の激烈さなり
 かくて、波の背に残るは虚無のみ
 虚ろなる闇の奥よりコルペニク来(きた)るとなむ
 されば波とても、そが先駆けなるか


[碑文の断片01]

 指が月を示しとき、
 愚かなる者、指先を見ん


[碑文の断片02]

 系の改変、能(あた)わず
 我ら、その機会をすでに失してあり
 残されし刻の、あまりに少なきゆえに
 我ら道を過てり
 今にして思う
 我らが成すべきは、系の変更にあらず
 個の変化なりしかと


[碑文の断片03]

 天を摩す“波”視界を覆いて余りあり。
 遍在する力に抗すべくもなく、
 影なきものたち、ただ嘆息す。
 なにゆえに“波”なるか。
 せめて波涛のひとつもあれば
 一矢報いんものを


[碑文の断片04]
(4章)

 竜骨山脈を越えしおり
 一同、人語を解する猿に出会う。
 その猿の問うていわく、
 “汝につきまとうものあり?
 そのもの、およそ汝には耐えがたく
 受け入れがたきものなり。
 されど、汝とは不可分の
 そのものの名を喝(とな)えよ”と


[碑文の断片(エピグラフ)]
(4章-5 竜を見た)

 ようよう竜骨の峰々を越えし後、
 出会いし竜の言いける
 我が名はシェラタン
 印(サイン)を意味するものなり
 我が問いに答えよ
 されば、我、役目を終え、
 この地を去らん
 ?誰の目にも等しくありながら、
 誰一人として、其をとらえること叶わず
 其、とは何か?


[碑文の断片(オープニング)]
(4章?5章)

 夕暮竜を求めて旅立ちし影持つ者、未だ帰らず
 ダックの竈(かまど)鳴動し
 闇(ダック)の女王ヘルバ、ついに挙兵す
 光(リョース)の王アペイロン、呼応して
 両者、虹のたもとにまみゆ
 共に戦うは忌まわしき“波”
 アルバの湖煮え立ち
 リョースの大樹、倒る
 すべての力、アルケ・ケルンの神殿に滴となり
 影を持たざるものの世、虚無に帰す
 夕暮竜を求めて旅立ちし影持つ者、永久に帰らず

分かる人はかるく鳥肌立つ

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